発達に凹凸がある非同期発達のお子さんは、
言語能力が年齢以上の発達をしていても感情調整が
苦手であるとか、微細運動が苦手だとか、書字が苦手とか
凹みの部分を持っていて、それが学校生活や日常生活での
生きづらさにつながっていることが多くあります。

その凹みに焦点を当て、みんなと同じように頑張ってドリルをし、
字を書き、どんどんと消耗させていってしまうのが
多くの場合、現在の学校教育で、
凸の部分に焦点を当てて引き伸ばしていということが
どうも公教育ではできない。

またその凸部分が何であるかを見極めることも
家族の中では困難な場合もある。
日本は謙虚な文化だからね。子どものよいところを
見つけようといっても、定型発達の子どもでも
難しいところ、困り感満載の発達凹凸くんが相手で
なかなか大変ですよね。

凹凸の凸の部分に光をあてるというのは、
実際におこなうのって難しいですね。
わかるほどの凸になっていない場合もあるし。

ロンちゃんの場合の凸の発掘の方法について
書いてみようと思います。

◆余分なことから離れる

学校を余分なものと呼ぶのはいささか躊躇しますが、
不登校になってしまった子どもにどこまで
登校刺激をするのか、いろいろ悩んだ時期もありました。

でも、結論。無理なものは無理。

そして、嫌なことをしなくて良くなってから初めて
これがやりたい、これに興味があるということが
出てくるもんです。

発達凹凸の子どもは、学校のような刺激が多く
対人的にも疲れるところに行くと、
帰ってきてグッタリ、何もする気にならず
寝て過ごすだけということも多いのです。

だから、興味のあることをと言われても、
それに費やす気力と時間が足りない。

そういう意味では、余分なことはさせないということ
大事だと思います。

◆興味を広げるための多様な情報と実体験

放っておいても、興味を持つものには何らかの
アクセスをしてくるものだと思います。

だいたいここでゲームが出てくるんですがね。
ADHD脳は常に刺激を求めるので、ハマりやすいですし、
ハマったら抜けるのも大変。

ロンちゃんの場合は、やれと言ったことをやらない人なので、
「ゲームをやりなさい!」と言って、延々とやらせましたね。
やる時間がなかったら、4時に起きてやってましたもん。

そして、ある時プッツリやらなくなりました。

ゲームをやってもいいのですが、他に何もやることがなくて
脳内多動状態を抑えるためのゲームでしたら、
ある程度のところで、他のことにも熱中させてやりたいし、
本当にゲームが好きならば、ゲームの何が好きなのか、
子どもを見るのではなく(見てたら腹立つし…)、
子どもの見ている先を見る。
ゲームの成り立ちが好きなのか、戦略を練って相手を倒すのが好きなのか、
マイクラのように、ものづくりが好きなのか、
友達との交流が好きなのか、
それによって、子どもの興味関心がどこにあるのか、
ゲームばっかりしてるんだよね、という状態からも
違ってくると思います。

なので、そこを見極めて、ゲームプログラミングってのもいいだろうし、
実際にモノを作ることにつながるかもしれないし、
外れるかもしれないけど、当たるかもしれない経験を
促していくこと大事だと思います。

ネット環境はこういった凹凸のお子さんには、とても大切なものと
私は思ってるのですが、中学生になったときに、それなりに
ハイスペックなPCを専用にロンちゃんに購入しましたので、
もちろん、フィルターはつけてますが、
本人が興味ある事は即、検索できるように、
また、LDという点からもPC入力が上達するよう
願ってのことですが、長く使えるおもちゃとしては良かったんだと
思っています。

◆興味があるものはトコトンやらせる

ロンちゃんの場合は、声楽という比較的わかりやすい
興味があったので、「声楽」は彼の興味のひとつとして
常に身近にできるよう、習わせ始めました。

音楽との出会いは、保育園のころの先生が弾くピアノから
でしたが、音楽会を見に行ったときに、ずっと手を動かしている
のが気になって、何してるの?と聞くと、
ピアノを弾く真似と言いましたので、好きそうだなと思い
習わせ始めました。

その後、譜読みに苦労し、指使いもきっちりとしている先生に
師事したので、いっとき辞めましたが、また戻ってきましたね。

映像関係も興味あるようだったので、
イラストレーターだとか…あと、よくわかりませんが、
いろいろなツールを購入させられました。

コーヒーの焙煎も、いろいろな道具や生豆を購入。
そういった趣味の物は小遣いで購入させるようにしていますが、
だいたいはAmazonでポチするだけなので、私のカード決済なんですよね。
ちゃんと後で請求してお金もらってます。
やってみたいことで自分の小遣いの範囲内であれば
あまりうるさく言わないようにしています。

オペラもできるだけ実際の舞台を見れるように、一番安い席ならと
ひとりで行かせるようにしてます。
私は興味ないしね。ひとりで行ってちょうだい!

最近は手品かな~ これは入門書は買ってやった。
あとで、トランプが10セットほどAmazonから届いたのは
ビックリしたけど、ロンちゃんは最高のパフォーマンスを
やりたいから、トランプが少し馴染んでクタクタっとなったら
新しいものに変えて、またスキルアップに努めるので。

こういった特性の人は白黒思考も強いので、
100%の達成感がもてるよう、すべてのものをパーフェクトに
しておきたい。だから、何をするにもお金かかるんですよね。

ロンちゃんにようやく2番だし教えられたから。
いつも昆布とカツオを大量に使って、いい出汁をとり、
昆布もカツオも捨てるから、もったいない!
うちは老舗料亭じゃないから、もう1回使いなさい!と
バトルになってます。

◆褒めない

子どもは褒めて育てるだの、自尊心を育むには褒めようだの
いろいろ言われますが、少なくともギフテッドにベタベタ褒める
必要はないと思います。

褒める・褒められるという行為には、暗に、上の立場から下の立場に
向けて行うというヒエラルキーが存在しています。

褒められると、次も上手にしなければいけないという
プレッシャーが生まれたり、こんなことを褒めてもらっても
自分としてはうまくいったと思っていないのにという不全感、
また自分が下の立場にいるという再確認を行わなければいけないこと、
いろいろな感情がわいてくる行為です。

もちろん、お子さんによっては褒めてもらうことが大好きで
褒められるから〇〇するということもあると思います。

でも、成長して大人になった時、周りに褒めてくれる人がいなかったら
と考えると、安易に褒めて育てることだけがいいとは思えません。

自分で自分を褒めることができるようになることの方が重要です。

だから、褒めたいと思う時には「I メッセージ」という
「わたしはあなたが〇〇だと思うよ」というメッセージを送る
ことにしています。

「私はよく頑張ったと思います。」
「私はよくできていると思いますが、あなたはどう思ってるの?」

私が思うことに関して、否定することはできないわけで、
その部分は絶対なんですね。
だから、「そう思ってくれるんですね、ありがとう」と
素直に受け取りやすいわけです。



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# by decoboco-support | 2018-01-25 00:08 | ギフテッド

息子ロンちゃんは小4で不登校デビュー。歌とオペラとピアノとコーヒーと刺身を愛する2e。


by Tomo.T
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